※前回→
エイテツ侍日記-第4回-----------
さて前回の続き。
名なしっ子に文字を教えてやることにしたエイテツ侍。
うれしそうに駆け出していった名なしっ子を追って、遊郭「天風」まで帰ってきた。
いつものように団八が声をかけてきた。
団:「おー、先生、戻ったかい。名なしっ子もさっき無事帰ってきたよ。」
団:「しかし、あいついつになくうれしそうな顔してたけど・・・。先生なんか知ってるかい?」
「あいつに文字を教えてやることにしたんだ。」
「へぇ!先生があいつに文字を?そいつはいいや。」
ようやく本格的に町の人のためになるようなことができるや。
おにぎりの恩を返すのだー、おー。
「ま、いい考えはいい考えだが、あいつを使ってるのは舞風って遊女だ。」
「一応舞風にも話を通しておいてくれ。」
なるほど、その舞風ってやつが名なしっ子の保護者的な存在なのか。
団八の話によると、舞風っていう遊女はそれはそれは人気者だそうだ。
生意気な・・・。今だったら会えるだろうという団八について、遊郭「天風」に足を踏み入れるエイテツ侍。
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